30代の転職にも明るい兆し

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 人材紹介会社といえば、リクルートキャリア、インテリジェンス、JACリクルートメントが大手と呼ばれています。その3社が転職支援を行って成功した実績を、2011年と2012年で比較すると、35歳以下の伸び率は107%なのに対して、36歳以上は128%となっています。

 この傾向はヘッドハンティング会社でも顕著で、2012年度の30代から40代を対象にした依頼は、2008年度の約3倍にもなっているのだといいます。

企業の中途採用計画の変化とは

 その背景には、企業の中途採用計画の変化があるようです。以前は未経験であっても若手を採用していた企業が、利益に直結する即戦力である30代以上を積極的に採用するようになる傾向が強まっているのです。そう考えると、30代の転職には明るい兆しが見えてきたといっても、過言ではないでしょう。転職エージェントなどを積極的に活用し、非公開求人で希望の企業や職種でのキャリアアップを目指すのも、夢ではありません。

 ただし、ここで企業が求めているのは、キャリアを積んできた30代です。30代のニートやフリーターの就職のハードルは高いままですし、キャリアプランが不明確なまま、企業や待遇に不満を抱いて転職活動を行っている人にも、厳しい状況は続いているのです。

 いざ転職というときに困らないように、日ごろから業界や職種に必要な専門性とともに、今後求められるマネジメントスキルを磨くためには、現職で業務ではなく役割を担う意識を持つことが大切でしょう。

 部課をまたいだ横断的な仕事や、プレゼン案件、さまざまなプロジェクトに参加し、後輩を育成しながら仕事を進める経験を積んでおくと、30代での転職を有利に運べるようになります。いまの仕事に全力で取り組み、結果を残すことで、自分の価値を上げていきましょう。

2014年1月16日 コメントは受け付けていません。 ニュース